2019年10月14日月曜日

SONY WM-109 WALKMAN・REMOTE

ソニーのステレオ カセット プレーヤーで、流石、WM-109を手にして見てしまうと、世界の工場であったSONYブランドの実力を思い知らされます。(少し大げさかもしれませんがw)でも、ソニーだけでなくまたは年代別で他のメーカーからステレオ カセット プレーヤーが発売されてて、その歴史を垣間見るのは非常に興味あることです。WM-109は標準価格、29,000円でした。

WM-109は黒に近いような緑色を濃く混ぜた色で、ACアダプターと単3形(アルカリ)乾電池、1本で使用できます。ただし、下に付いてる電池ボックスがあってWALKMANを使用することができ、それがないと動きません。内部やそれ以外の外部にガム電池を入れるところがないですから。小窓に印字に書いてあるようにAUTO REVERSEです。


ドルビー B NR(ノイズリダクション)が付いてて、カセットテープはどの種類を使っても切り替えで対応できます。


メカメカしい音楽のボリューム、再生・停止にPHONEなど、こちらがメイン操作と言って良いでしょう。


ヘッドホンは付属品 以外だと右に、付属品だと左にずらして使い分けてください。画像は右にずらしてて付属品を持ってないので、色々なヘッドホンで聴いてます。純正品コントロールは「MDR-E434RV」です。



もう片方の横側と電池ボックス+ACアダプター接続端子部です。単3形アルカリ電池を入れてあります。ACアダプターはAC-D1Mです。



電池ボックスは横にある「PUSH」を押してやるだけで、簡単に上手く外れます。


オープンで蓋を開けて内部を見てもメカメカしく、ヘッドやピンチローラーなど清掃は済ませてあります。


 前所有者は1991年4月と1993年6月の2回、ソニーで修理をしたようです。


カセットテープ(ハイポジション)を入れて、再生を押すとBATTの赤ランプが点灯し、電池が無くなってくると赤色の光が弱まってきて、最後には無点灯となり電池が切れます。画像は見えずらいですが、カセットテープを再生しててBATTの赤いランプが点灯してます。



カセットテープを再生した時の安定感があり、そのためワウフラッターが抑えられその他の造りも良いでしょうし、安心して音楽を聴くことができます。若干、低音寄りで中音、高音もヘッドホンで聴こえてきて、総合的にそつがないWALKMANです。WALKMANを使ってる人は多分、オーディオしてる方はいると思いますから、音のこだわりがあってSONYを選んだと思います。

当時、ブランド力があってSONYしか選択肢がなかったのかもしれませんが、幾度と新しいモデルが短期間で発売され続け、時代に見合った良い製品を持ち運びができるポータブル カセット プレーヤーとして、私達は昭和の時代に音楽を楽しんでたと思ってます。私はタイムマシーンがあるなら馬鹿で勉強はしたくありませんが、少しくらい昭和の時代に戻ってWALKMANを手に取り、カセットテープの音楽を聴きたいです。


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