2019年10月16日水曜日

PHILIPS AQ6426/06 Stereo Cassette Player

PHILIPSのステレオ カセット プレーヤーで、このように立てて置くことができます。紹介は本体だけですが、ヘッドホンと後ろに取り付けるパーツもあるようです。DOLBY B NRが使え、中央辺りに5つのゴムっぽい突起が出てて、持った時に滑らないようにとの配慮でしょう。このゴムはつぶれやすく、引っかいて外したり指で押してやると変形や凹むので注意しましょう。本体、画像の右上に表面の塗装が剥がれて、銀色の金属製っぽいのが見えます。いつの間にかぶつけて、こすってしまったんでしょうか。




左側からボリューム、DBBは低音増強のlow/high、ヘッドホンになります。ボリュームのガリが酷くて何度も回してやっと、通常に音が聴こえるようになりました。


電池は三洋のエネループ2本(単3形充電池)をフル充電で使ってみました。後ろ側の方が見えやすいと思い、全体的に黒ですが気持分、銀色のラメが入ってて光沢ある黒色です。電池蓋は4つの点を下方向に普通に力を入れてやれば飽きます。




音楽セル用のカセットテープを入れました。


ここで、メイン操作の説明で再生を押してテープが回ってて、電池残量のBATTはなく、窓がないのでテープの残量が判りません。逆さまになってますが、左から上のA面/B面の切り替えし、下にDOLBY NR(off/on)、また上に再生、下に停止、早送り・巻き戻し、OPENとなります。


音質は低音が出てる感じで中音・高音も普通に、全体的に少しモサポコした一言で言うとボリューム上げて力強く音が出てくる感じです。高音は少し引っ込んでるよな透明度はそんなにありません。でも、音楽用セル カセットテープはノーマルテープで、ハイポジションを使うと音質がノーマルより良くなりますから、一概にそうだとは言えません。基本的な音質はAIWAのカセットボーイの音に近い!?

本体を見ると安っぽそうですが、意外に音質は「お!?」と思えるんです。そして、ドルビー Bの息継ぎ・不自然さ(ブリージング)が影響少なく聴けるのが特長だと思ってます。小音量なら低音(DBB)を増して聴けば、ボンと響き若干、音量が増えるのでそのように使いたいです。ハイポジのカセットテープを聴いても違和感ありませんでした。音がキンキンするならDOLBY NRを使って聴いても大丈夫ですし。

PHILIPSがカセットデッキを作っていれば、どんだけの名機が誕生したのかと思うくらい、AQ6426/06を使ってみて思ったことです。PHILIPSと言えば、デジタルコンパクトカセット(DCC)は当時として良い規格だったと思いますけど、SONYのDATに勢力図を奪われたのでしょうか?製品の品番は忘れましたが、PanasonicのミニステレオみたいなCDラジカセで、DCCが使える機種があったと記憶してます。


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