2019年9月18日水曜日

TOSHIBA 東芝カセットレコーダー KT-P26

KT-P26は7年くらい前にリサイクル店で見つけて、税込み1050円くらいで買ったと思います。当時、単発のアルバイトで働いてて、お昼休みに車の中でルームミラーの上の方に吊るして、カセットテープに録音した曲を聴きながらご飯を食べたり、家に居るのも暇なので大きな公園の駐車場で曲を聴いて、昼寝しながらと活躍してくれました。全長17.5cm、高さ10.5cm(操作系 含む)、幅4cmあります。


操作系は左側からボリューム(音量)、PAUSE(一時停止)、STOP(兼EJECT)、FF(早送り)、REW(巻き戻し)、PLAY(再生)、REC(録音)となり、録音の上の方に長方形型の穴が上下に2つあるんですが、これが録音するときに音を拾うマイクなんでしょうか?


スピーカーは1つで、横に付いてるEARでヘッドホンをつないで聴いても、L(左)からしか音が聞こえないモノラル音声です。


裏側は単3乾電池を4本入れて、カセットテープの曲を聴きます。蓋はビニールテープを重ねて、電池がズレることない様にしてます。




電池もあえてTOSHIBAにしました!



サイド側を見ていきますが、VLSS OFF・1・2とは録音してる最中に1を押すと、録音状態が止まります。OFFにすると再び始まりますが、詳しいことは分かりません。マイクはマイク端子でつなげてそこから、しゃべったことを録音できたり、声がスピーカーから出るんでしょうか?リモートは付属品 以外で操作できたり?EARはヘッドホン端子で、ACアダプターを接続するDC 6Vセンター+マイナスです。(東芝ACアダプター TAC-63)


サイドの反対側と、底にラベルが貼ってあります。そこの前方に2か所、ゴムっぽいのが付いてるので滑りを防止してます。



バンドは金属製の金具でがっちし留められていて、外れることはありません。バンドの長さは根元から18cmあります。


EJECTを押して蓋が空き、閉めるときはそのまま押してやりましょう。録音はRECボタン1つを押せば、PLAYと共に押されて録音が開始されます。先に説明しますが、PLAYで再生してテープが終わればそのまま自動で終わりますが、早送り・巻き戻しして最後まで行ってもPLAYボタンはガチャンと戻らなく、そのままの状態ですので気を付けてください。


使用するのは久しぶりだったので、ヘッドはビデオのヘッドクリーニング液と、ピンチローラー専用液で清掃はしました。ヘッドとキャプスタン(棒状)は金属製のヘッドクリーニング液、ピンチローラー(ロール状の黒いゴム)はピンチローラー専用液です。



CDING2のハイポジション 50(分)のB面から曲を聴きます。ファイナルファンタジーの女性が歌うアカペラみたいな曲で、とても綺麗な音楽です。単品カセットデッキから録音した物です。


カセットテープを聴くと1スピーカーですが広がりある音で、ゴムベルトの劣化はあるんでしょうがワウフラッターも気にならなく、今でも実用に耐えれます。こんなに長い年月でゴムベルトが未だに持つこと自体、凄いことで日本の技術力を思い知らされます。

モノラルですが、場所を取らずカセットテープを気軽に聴けるのはありがたいことで、懐かしい曲を聴いていきたいです。でも、ゴムベルトがダメになれば分解はある程度できるでしょうけど、ゴムベルト作製は無理な気がします。純正品は絶対ありませんから、伸びたゴムを頼りに長さを調整して作っていくほど、私は器用ではありません。💦


バンドでぶら下げて音楽を聴いても、音のブレはなく快調です。


余談としてガチャメカ式の操作系は押して元に戻らなく、パソコンで言うフリーズした場合に、青線に書かれてる白字の「CASSETTE TAPE RECORDER KT-P26」辺りを、上の方に押し上げるように手の拳の下で叩いてやると、私の場合は直りました。REWを押したら元に戻らなく焦りましたし、そうなるとEJECT押してもカセットテープが出てこなく、電源が入りっぱなしで非常に困ります。

後は久々にカセットテープを聴くなら、ヘッドが帯磁してることもあろうかと思います。その場合は曲を消しても良いカセットテープで録音すれば消磁され、再生に雑音めいたものなく音楽が聴けると思います。再生専用は録音がないので、帯磁したら専用器具で消磁するしかありませんが、もう専門機器 以外に売ってないと思いますので。。


0 件のコメント:

コメントを投稿