2016年12月1日木曜日

ヴィダール立つ ♯34

火星では鉄華団も順調に事が進んでるようで、モビルワーカーも含めたMS量産や発掘されたMSの調整も然り。MSパイロットとしては、新たに、ダンテ・モグロ、チャド・チャダーン、デルマ・アルトランドの3人が!?ハッシュ・ミディは三日月にベッタリでMS戦の訓練を見ても戦闘力は増してきてる様子だった。ガンダム・フラウロスも機動、間近だろうし。オルガはマクギリスと交わした契約の事を兄貴の名瀬に話、名瀬はその事、テイワズの代表、マクマード・バリストンに当然、話す。マクマードは密約と言ってて、ギャラルホルンとの関わりを持ったことで面倒な事に巻き込まれる可能性も十分にあるが、旨味もあると言う。火星の上前を全部、撥ねることが出来れば、テイワズのデカい凌ぎにもなるから。


名瀬はそこで、「俺は腹を斬ります」と自分の身の置き方をマクマードに伝えたし。ジャスレイ・ドノミコルスは自分でテイワズのために動くと言ってて、マクマードもそれを、認め準備もいくらでも整えておけと命じたくらい。名瀬はオルガと会い、笑って許してやれんのはこれが、最後だと、そして、俺に親父は裏切れねえぞとまで言う。流れで彼らの背中に銃を突きつけるのはジャスレイ連中しか居ないような気もするし、名瀬の立場もどうなって行くんだろう。まあ、オルガは名瀬の事もマクマードに対して自分から面倒ごとを起こすなんて考えられないし、その切っ掛けとなってくれるのはジャスレイ以外に適任者も居ないだろうと思ってる。

オルガはギャラルホルンから第二桟橋も自由に使えるようになり、アレースの責任者である本部長に紹介されたり、各経済圏の経済連代表と圏外圏開発公団理事長との面会スケジュールもある。戦艦を10隻くらい収納、出来て補修や整備やら武器なども豊富にストックしてありそう。その戦艦収納らしきにイサリビ1隻がポツンと収まってたよ。クーデリアは、アドモス商会の追加融資でノブリス・ゴルドンにその旨を伝え、あっさりと彼はその追加融資を引き受けた。ノブリスは軍需産業で金さえ手に入れられれば、他に危害を加えそうにもない人物かも知れない。宇宙ではノブリスの情報の元、オセアニア連邦、産業コロニー郡でSAUもそうなんでしょう、独立運動が行われている。


その鎮圧に回ってるのがラスタルなんだが、ヴィダールが先ずはその戦いぶりを披露した。彼は独立運動の鎮圧後、「今はただ、こいつと戦うのが楽しかった」と言う。でも、マクギリスに会えばまさに、「復讐」の鬼と化して全力で潰しにかかるだろう。。ヴィダールの妹、アルミリアはマクギリスの近くに居るってのも気になるところ。アグニカ・カイエルってマクギリスは今、生きながらえてるほど自分にとって絶対に確信を持つほどなんだが、自分はそれをしようとしてるんでしょ。その人がギャラルホルンの創設者で、厄祭戦を終結させたと思えるセブンスターズが、あまりのも醜くて酷いものだったんだろう。彼は鉄華団を目にし期待から希望へ、もう我慢できなくなって発車しちゃったみたいな。

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