2016年12月1日木曜日

火星の王 ♯33

アーブラウ防衛軍とSAUは和平交渉を結び、その代わり地球支部の鉄華団は撤退することとなった。一方、今回の地球での闘争にギャラルホルンの会議でイオク・クジャンは、茶番を演じてたなー。ラスタルとマクギリスは目を閉じて黙って聞いてた。マクギリスの地球外縁軌道統制統合艦隊は、宇宙での火星の範囲も縮められそうでこればかりは、仕方がないかも。その話の流れかどうかは知らないが、マクギリスがギャラルホルンのトップに立てば、オルガに火星での全権を委ねると断言。正確には、ギャラルホルン火星支部の権限を譲渡するってことだが。


その時のマクギリスの思惑はとてつもなく深く、オルガは後から承知した構えを取ったが、そうなれば、木星、テイワズのマクマード・バリストンとも、ラスタルの地球外縁軌道統制統合艦隊など大きな戦乱に巻き込まれる可能性も大。そもそも、火星に帰還した鉄華団は、テイワズの庇護の下においてハーフメタル利権に由来する豊富な資金を元に、地球に支部を置くほどの大企業となった訳だから。そのハーフメタルの巨万の富をオルガは実質、独占さえ出来るってんだから。マクギリスは本当に、これからの先、何を考えてるのか理解不能だ。


彼はギャラルホルンの改革は断じて偉業を達成させるんだろうけど、その他の各勢力も鉄華団を利用し混乱させ衰退化、ついでに、宇宙全体も正常化させるつもりじゃないのか?オルガは火星の王に乗って、当然、名瀬の兄貴に思いを伝えるけど彼はどう反応するのか興味はある。流れで行くと、マクマード・バリストンは概ねそれを善しとせず、名瀬も鉄華団と敵対するようになると思われる。鉄華団に居るラフタ・フランクランドとアジー・グルミンは、鉄華団に残ると思うなー。名瀬の兄貴も彼女らに自分で決めてくれみたいなスタンスは取れる男だと思ってのこと。ヴィダールは、ジュリエッタ・ジュリスとの話の中で、「君のような人間を知っている」云々は、アインのことでしょ?であれば、ガンダムフレームの中にアインも存在してて、それに、搭乗するヴィダールってこと?

「今は、、近くに居る」って自分の事ではないでしょ?それとも、マクギリス関連としての自分を指してるの?ちょっと、読解力が無い自分には解り損ねてる。鉄血のオルフェンズは、地球も視野に主力の宇宙全土を巻き込んだ大きな戦の渦へと突入だ!?クーデリアは、自分で火星に行くと決めた。タカキも自分で鉄華団を辞め、地球に残ることと。でも、地球でのことはタカキしか情報を知ることは出来ず、何れ鉄華団の支援に参加すると思ってて。妹のフウカも実の妹で大切だが、鉄華団も生き死にの混乱の中で生き抜いてきた兄弟だし。

だた、マクギリスの言う全面戦争に突入するかも知れないって言っても、ラスタルもマクギリスも戦争をする重大な口実も無ければどうにもならん。何が発端でそうなるのかギャラルホルン側に何もなく、やはり、鉄華団の動き1つでそうならざるを得ない。wノブリス・ゴルドンも裏で顔が利く高名な大富豪だけど、彼も黙って見てはいないだろう。元々、クーデリアを悲劇のヒロインとして地球で裕福層や圏外圏での武力衝突から莫大な利益を得ようとしてた男だし、これから、起ろうとしてる大規模な戦争に軍需産業として乗り込んでくると思われ。また、火星に行くと決意したクーデリアをでっち上げて、それに、対抗する勢力で利益を巻き上げようとして来るんじゃ?

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