2017年1月29日日曜日

人として当たり前の ♯41

ジャスレイは名瀬を亡き者とした後で、今度は下ごしらえとして標的は鉄華団に向かった。勿論、イオクを利用してのことで、彼はマクマードにもあわよくばテイワズの覇権も握ろうかとの勢い。身内による名瀬の葬儀にジャスレイは鉄華団をあおって、それでも、動くことをしなかったので、名瀬が口にしてた「女のためなら何でもする。尊敬する兄貴の教えだからなー」と更に、挑発した口調で何とラフタを自分のチンピラでも使って彼女を殺害したから。。オルガは兄貴の死は自分の身内と同等に悲しく、そして、感情のぶつけどころもなく苦しんで我慢しながらも、兄貴は復讐なんて望んでないし、自分の家族を守れってことでオルガもその言葉の重みや、様々な感情に堪えながらも鉄華団を引っ張って行ったと思う。


しかし、昭弘の「オルガ、、命令をくれ」で彼の覚悟も決まった。そうなると、マクギリスに連絡はしないといけないし、マクギリスは応援してくれると約束してた。ただ、今回のジャスレイ討伐が上手く行っても行かなくとも、もう、テイワズには戻れないって事もあるようで、以前と同じく野良犬になってしまうって事もオルガは気にしてた。今や鉄華団の名が知れてるとは言え、テイワズの後ろ盾と言うか肩書きでもないと、やっぱ、どうにもならないこともあるだろうから。その点についても、マクギリスは「運命共同体だ。何があっても君たちを裏切ることはしない」と話してた。


この後、石動とマクギリスが話してた中で、石動は「確かに、我々にとっては何の不都合もありませんしね」ってその通りで、でも、マクギリスもギャラルホルンの改革で覚悟を決めたとき、周りの全てが犠牲になろうともってなことでそうしてきたから、オルガのジャスレイ討伐も覚悟を決めた「鉄華団の行く末」と考えれば、多少なりとも理解は示してたと思う。単にマクギリスは「むしろ、僥倖(ぎょうこう)だよ」と言い放つくらい。イオクが本部から持ち出した整備についての件で証拠はつかめてなく、マクギリスも出にくい部分はあるんだろうが、僥倖とはこの鉄華団とジャスレイの衝突で何かをつかむ切っ掛けでも確信したことからの言葉だったんだろうかな。


イオクの証拠は持ち出せなくとも、ジャスレイ経由で証拠も上がれば、その名目で宇宙に出てテイワズに介入することも出来なくはない。マクギリスの僥倖とはどんなことなのかその内容も気になる。昭弘とラフタは一緒に居ることもしないで、お互いに素直に思ってる気持ちは話せたんだろうけど、別れ別れの其々の仕事に就くかと思った矢先に、ラフタがああなってしまったことは、行き成りビックリした展開だった。彼女が手にしてた昭弘に似たクマのぬいぐるみが、ラフタが昭弘のこと思えたのはそのぬいぐるみだけの「一瞬」で、この世を去って行ったんだから。これが、人としてどんなに悲しくて切ないことだか・・。こうなると、名瀬のクルーたちは鉄華団と共に戦場を駆け巡るのは「無い設定」と言う方向で進んで行くかと思う。

オルガとジャスレイの戦争でどうなるか判らないが、その後にマクマードさえ居れば名瀬のクルーたちは生活の基盤を失うこともないし、彼なら名瀬の遺言めいたものを守る主義の男だから。鉄華団は今はマクギリスがついてるものの、オルガもマクギリスも何れ最後は一匹オオカミ同士の激突でファイナルを迎えると予想してる。本当は、マクギリスが新たなギャラルホルンを治めて、オルガも火星の王として力を持っての彼らの第二ラウンド開始ってのは望んでます。そうなると、第3期くらいはTV放送されないと無理なんでしょうけど。三日月はガンダム バルバトスルプスレクスの新型機が登場し、オルガの言う遠慮なくジャスレイを粉砕します。次週は名瀬の兄貴とラフタの弔い合戦で、熱き展開が予想されて非常に楽しみにしてる。

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