2017年1月22日日曜日

燃ゆる太陽に照らされて ♯40

名瀬は身内のジャスレイとイオクにはめられただけで、それでも、全てを受け止めてタービンズの乗組員を避難させ、自ら投降して自分の命と引き換えてでも家族を守ろうとした。テイワズの代表であるマクマードもあっさり名瀬を捨て切ったに見えたが、「所帯がでかくなれば、あちこちにほころびが出るのは必然よ。それが、ギャラルホルンだろうがテイワズだろうが。」と、彼も世の中を悟ってるある意味、テイワズの代表は伊達じゃないと思った次第。マクマードも名瀬の仕業じゃないって解ってるんだろうが、ギャラルホルンに追われる身となった以上は、緊急の事態ともあって今更、どうしようもないし。


更に、それでも、マクマードは名瀬の頼みを極力、聞いて了承したし、彼は十分に肝が据わってる。名瀬もマクマードに恨みなんてないだろうし、これが、いつどうなるか判らない「我々の職業」であることも承知した上でのこと、名瀬はマクマードに迷惑がかからないように計らった、自分に出来る最善だからこそ、彼も名瀬の頼みを聞いたと思うなー。一方のオルガはジッとしてられなくただ、その状況を見守るだけで。。だが、ノルバ、昭弘はもう、手は打ってあって民間人を助けるだけだとのことで、先行も決めてたし。雷電号と獅電号は、ロケットブースター付のクタンで運ぶ、グシオンには新型の追加ブースターパックを装備させてたから。


マクギリスはやはり、その状況をどうすることも出来なく、前にも言ったように同胞たちの再度、確認と我々の成すべきことに万全を期する構え。で、ライトとノルバが二人乗り?の長距離輸送ブースター タンク参型、昭弘の長距離飛行用バックパックユニットで出撃し、タービンズ中継基地において少し出遅れたが、ラフタやアジーたちの援護・加勢には間に合った。しかし、イオクのアリアンロッド艦隊も名瀬が停戦信号を出しても、降伏したとさえそれらは、無視で戦争を引っかけて来るとは。ランチで逃げ延びてる彼女らを的にして攻撃を仕掛けてくるし、ギャラルホルンと言うかイオクはどんだけ。名瀬はこうなると、ハンマーヘットで特攻する以外に他はなく。。


アミダは元から名瀬の傍に残ったし、彼女もまた、敵本艦に向かい特攻して散って行った。後を追うように名瀬も特攻は成功したようで、その場に同じく散る。。やっと、ギャラルホルンも撤退しこの戦況は終わりを告げた。レギンレイズ・ジュリアも出て来たが、百錬との一騎打ちで女性パイロット同士の死闘も見応えありましたね。ガンダムで実力派の女性同士の戦は数少ない場面であるし。名瀬の兄貴の存在は鉄華団にしても大きいし、皆が惜しい人を亡くしたと言う気持ちが十分に伝わって来て、自分も物寂しい気持ちになった。

この後の展開はどうだろう、名瀬みたいにはめられたことで事が動いて今回はこうなったんだが、マクギリスとラスタルの勝負も、もう2歩くらい先?と言うのも、オルガのジャスレイの裏切りってのは知ることで、彼の兄貴に対する復讐戦もあると思うから。その時の鉄華団やタービンズの乗組員の怒りは、サンライズに見せてもらわないとダメでしょ。鉄華団は名瀬の乗組員を火星で受け入れることとなると、規模も増し火星の王の形も見えて来る?三日月やマクギリスにヴィーダ、ラスタルも関わらない、ガンダムとして珍しい戦でもあったと思う。

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