2017年2月21日火曜日

魂を手にした男 ♯44


ガエリオがマクギリスを討つと宣言した後に、アリアンロッド艦隊司令、ラスタル・エリオンも公式に発表して、その内容がマクギリスの成し得て来た罪状とでも言おう。地球外縁軌道統制統合艦隊を手に入れるため、カルタ・イシューを殺害。養父であるイズナリオ・ファリドを失脚させ家督を乗っ取り、ガエリオ・ボードウィンを殺害しアルミリアを妻とすることで、ボードウィン家をその支柱に前途、画策。ギャラルホルンの象徴、ガンダム・バエルをこのように、辱めた云々。もう、マクギリスのことは全部、知れてしまって、これに対して彼の主張するところはただ1つ、アグニカ・カイエルことガンダム・バエルの起動ってことだった。


アグニカ・カイエルこそがギャラルホルンだと周りもそうは思ってるんだろうけど、ラスタルの話を聞くと流石に、マクギリスの今までの所業は決して許される訳にも行かず。てか、普通に今の時代を考慮してラスタルの言う事に説得力はあるよね。wこうなると他の当主はどっちつかずで、ネモ・バクラザンはマクギリスにもラスタルにも手を貸さず中立な立場を維持しつつってのは賢い選択だったと思う。(それしかないんだろうけど)にしても、セブンスターズのボードウィン家、当主であるガルス・ボードウィンだけは、話は分かってるんだけど頭と感情が入り乱れて、どう整理をつけていいか判らなかったと思う。。ちょっと、太めの人(当主)がエレク・ファルクですね。


イオクとの話でラスタルはマクギリスは結局、ギャラルホルンの伝説に頼った、歴史と伝説は似て非なるもの、確かにアグニカ・カイエルは亡き者でその中で創られてきた歴史であり、主義と調和、協和、個ではなく組織であるからこそ成り立つもの。歴史を貴ぶならマクギリスはあえて、アグニカを否定すべきだったとまで言う。マクギリスの主張するギャラルホルンの改革だと、ラスタルが語ることに付いてそうにも思える。空想で語り継がれてきた過去の遺物に囚われてるってことは、どこかギャラルホルンに浸かってるような、現実に目を向けてないような気もするし。繰り返すけどラスタルはそれを「ギャラルホルンの伝説に頼った」ってことで、でも、幼少のマクギリスを知った上だと、彼のアグニカ・カイエルにたどり着いた絶対なる正義も否定は出来ない。

ガンダム・バエル、誰も成し遂げられなかった事実もあるし。ラスタルとマクギリス、最後の戦争であろう勝負がつくことになった。鉄華団はこりゃ、アリアンロッド艦隊とやり合うんじゃ・・みたいな雰囲気は伝わってて、現にマクギリスは他の当主の協力も無いまま、鉄華団とマクギリス艦隊だけで戦争を始めようって言うんだから。。w正式にマクギリスからオルガに伝えられ、現地でオルガはマクギリスを打ん殴った。これは、アリアンロッド艦隊と戦争になる状況は読めてたはずで、それを伝えてなかっただろうし、行き成り戦えってのもオルガは少なからず家族を失うことだし、その分のけじめとしてマクギリスを殴ったってこと。


で、「腹割って行こうじゃないか、大将」ってことでアリアンロッド艦隊と激突が決まった!w鉄華団は横一列に並んでたけど、アリアンロッド艦隊は上・中・下と3列に並んでた。数はパッと見で鉄華団の倍以上はあったね。。マクギリスはアルミリアに出向いてどうなろうとも自分の気持ちは伝えて、彼女の自殺?も食い止めたし、2人のその場はそのように終わった感があった。三日月もアトラ・ミクスタと同じような2人の場が用意されてて、アトラは三日月に自分の気持ちは伝えた。今度、2人らが出会うのも最後の戦争が終わった時か、もしくは、もう会うことも叶わなかった結末になるかも知れませんね。。

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