2019年8月31日土曜日

ベルセルク39巻 感想

妖精郷(エルフヘルム)にたどり着いたガッツたちだけど、ここまで来るのに随分と長い年月が経ちました。私は途中からベルセルクの単行本を読み、そっから20年 以上は経ってるかと思います。妖精郷なんていつたどり着くんだと、ファンの皆さんも同じこと考えてたでしょうし?ガッツは病気になったキャスカをパックの言う妖精郷が1番 安全だと知り長い旅で、その途中に髑髏の騎士に言われた花吹雪く王なら彼女の病気を治せるとかで、更にガッツは希望を持てました。


実際に、イシドロが言ってた家政婦のねーちゃんが花吹雪く王で、ダナンと御呼び下さい!キャスカに関してダナンは夢の回廊を使えば恐らくはと言う。選ばれたのがシールケとファルネーゼ。魔法茸の寝台にキャスカも眠りに就き、キャスカの深層世界に入り込みます。そこに犬のガッツ、棺桶にマネキンのパーツみたいなボロボロの組み合わせであるキャスカらしきで、その中に小人のようなキャスカの自我の欠片が動いてました。


小人はファルネーゼに懐いて、行く先でキャスカの思い出のようなものに遭遇し、1つずつキャスカの断片を集めて行き、棺桶にいるボロボロの物が少しずつキャスカの本体となっていきます。だが、敵も現れイヌのガッツや棺桶のキャスカに攻撃を仕掛けてきます。その度にシールケが魔法などで敵を退け、キャスカが壊れてしまったあの触であろうところまで目前と迫ります。キャスカの記憶を辿るってことは、ガッツと鷹の団のことも触までシールケやファルネーゼが知り得る訳です。

今までガッツやキャスカのことは誰もが知らなく、事の全てが明かされて行きます。ただし、グリフィスはともかく闇の鷹フェムトにそして、受肉した光の鷹についてはよく分からないままだと思います。40巻はいよいよ先ほども言った蝕での記憶が明かされると同時に、襲ってくる敵も数多く出てくるでしょう。蝕は使徒が大勢集まっててゴッドハンドの5人の敵はまだ強く、シールケの魔法や援護射撃で防ぎようがないような。犬のガッツだけでここまでたどり着けるのは絶対に無理だったし、そう考えるとダナンなしでキャスカが元に戻ることは決してなかったと言えます。

ダナンの強さについてシールケは桁違いだと言ってて、それでも光の鷹グリフィスに適わないでしょう。前に髑髏の騎士が呼び水の剣で後ろからグリフィスを斬ったと思えど、グリフィスは普通に何ともなくかわしてたので。魔力についてダナンはグリフィスよか一日の長があったとしても、それだけでグリフィスに止めを刺すことは無理に等しく、グリフィスは受肉した神なのでそう考えること自体、無理な話でしょうか。だけど、言えることはグリフィスは霊樹の森の魔女フローラを全力で消しに来たのと同じ、ダナンも同様に消しに来ます。

使徒共は妖精郷のゲドフリン、惑いのスキルビル、居付きのスラーイン、重きギンナルや他の魔導士たちにホームなんで対処はほぼ万全だろうけど、グリフィスの体調格であるゾッド、ロクス、アーヴァイン、グルンベルド、ラクシャスは髑髏の騎士は駆け付けてくるだろうけど、人員が足りてない気がする。妖精郷でもう1人だけでも凄腕がいると、割とお互いの戦力で均衡が取れそうです。セルピコとアザンで体調格を1人だけ倒すのも無理で、ガッツは狂戦士の甲冑でとなるとガッツの体がもたないし、そこでガッツの手にしてるベヘリット発動は考えられなくもないでしょう。


予想外の展開として、使徒が妖精郷に居座っててってことはあり得ないかなと思うものの、彼らの食欲は人間で無理がありますね。ベルセルクの単行本はここ5年間だと、意外にも速く話のテンポが進み読みやすくはなりました。区切りが良い50巻までに、原作ベルセルクが終われるか気になるところです。心配じゃないですが少年ジャンプの聖闘士星矢で、俺たちの戦いはこれからだ!だけは池谷先輩、勘弁してください。(頭文字D)ベルセルクの漫画は描写が細かく、クオリティ高いものだと思てます。確か蝕 以降の念願のアニメ化もここ数年で一気に進んでて、全部のアニメを視聴してます。

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