2020年3月28日土曜日

TEAC STEREO CASSETTE DECK V-2020S

TEACのカセットデッキはよくステレオ雑誌の裏側とかで広告を見てました。カセットデッキに特化した専門メーカーだと思います。ですが、当時SONYのカセットデッキに目を奪われてた方がほとんどではないでしょうか?SONYとTEACを比べると宣伝力やカセットWALKMANの実力は誰もが認めるところで、自ずとブランド力でそうなりましょう。でも、TEACファンはTEAC一筋で使ってるある意味、カセットテープの王道を歩んでます。てか、TEACの宣伝はいつも地味だったかもしれません。(;・∀・)


1994年ごろ発売され、税抜き55,000円でした。(リモコンはありません)中古のジャンク品で買ったこのカセットデッキは特長である「DOLBY NR S」が搭載されてます。機会があれば1度でも良いんで、皆さんにドルビーNR Sを聴いて欲しいです。カセットテープはドルビーNRなしでダビングしても良いんですが、またそのカセットデッキで録音・再生が基本となろうや、他のカセットデッキで聴くとその整備具合や相性もありましょうし、その中でドルビーNR Sはクラシック音楽を聴くに、BやCで聴こえない奥からの音が響いてくる明瞭さが若干、感じられると思ってます。当然、サーと言ったヒスノイズは皆無に近く、カセットテープを聴く楽しさが趣味として一段として増してきます。カセットデッキは電源を入れました。※電源タップとの極性は合わせてます。


前面の様子を見ていきます。


カセットテープを入れるパネルは、手探りで下から上に上げてやると外れます。Dolby NR S NR HX PRO仕様。


カセットホルダーを開けシングルキャプスタンとお解りで、左から消去ヘッド、録再ヘッド、下にピンチローラー上にキャプスタン軸が並んでます。


メーターパネルを始めとする、細々としたバイアスとレベルが独立したテープ微調整機構などの操作系が集中してます。BIASの下にある「LEVEL」は若干、右に動かしてあったので気になさらず。


両側面の2個のネジと裏側の上のネジ1本で蓋を開けれ中を見れます。



ハード オフのPSEマークが貼られてて、この時にジャンク品で買ったんだなと思い出しました。うろ覚えで税込み2,100円だったと思います。「再生しました」で多分、他が壊れてないだろうと思いながらです。店舗にもよりますが、十数年 前だとリサイクル店にはAV機器が毎週、溢れ返ってまして、自分みたいな底辺の趣味として胡散臭い人が、1日 問わず客の出入りがあったのを覚えてます。ジャンク品は学生さんはお金がないのでそうで、年収、200万 以下や派遣にバイト、転売や無職もある意味、活気があったリサイクル品の全盛期だったでしょう。


機械の内部です。私は文系で数学が嫌いなので詳しいことが分かりません。。




カセットテープは紹介するつもりなかったんですけど、TDK MAEX 60(分)のメタルテープで、少し前にA面だけCDダビングしてた物です。昔のMAはメタルテープでよく使ってました。MAEXについては別なときにでも語ってみます。





ディスプレイにダビングするとき目安の録音レベル指数?がメーターパネルに「METAL」と表示されてますが、年代的な品質の各ランクもあろうしカセットテープの状態もそうで、普通は赤点/赤線まで音がそこら辺を行くように、また越えないようにとの目安です。私はDolby NR OFFで最大音が赤点に達するようCDダビングしてます。このMAEXなら最大音が赤線を超えても全然、大丈夫だと思います。画像はカセットテープを再生してます。


V-2020Sはシングルキャプスタンなので、74分以上のカセットテープや販売されてた音楽テープで主に再生用として使ってます。カセットテープの巻き込みなどに強いシングルキャプスタンで、逆にクローズドループ・デュアルキャプスタンに比べると、音の安定は確実に1歩 下がります。MAEXでCDダビングしてちょっとレベルで録音されたテープの音が小さいので音量を増やし、再生されてる曲は原音とほとんど変わりなく録音されてました。ですがノーマル・ハイポジションはバイアスできて、メタルでは調整ができませんでした・・。BIASつまみを右に深く回して(高音が低くなる)も「▼▲」中央値に収まらなく。なので上記のように音量レベルを少し上げて後はそのまま録音したんです。あれ、どこか不具合があるんだろうか?特に再生しても曲はこもってなくちゃんとかかってますし。

こう言うの検索しても出てこないと思ってて、それが不具合と言うのならTEACだと修理はしてくれて、どうしようか難しい判断です。安物のテープなら品質によるものでバイアス調整できないのは知ってるんですが。(何度も経験してますから)そもそも、独断と偏見でメタルテープはバイアスって多少、動かしても然程、変わらないような気もして、メタルテープ独自であるエネルギッシュな音量レベル上げて録音する醍醐味だと思ってます。w最後にですけどSONYのシングルキャプスタンで使っててもそうですが、録音して再生したときのレベルメーターで「R」の方がdBで若干、低く表示されません?+1dB前後ですけど。これは精密さによるシングルキャプスタンとクローズドループ・デュアルキャプスタンの差でしょうか?


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