中古品で買って置いたステレオミニプラグだけのヘッドホンを閉まってた箱から出してきて、何時間かエージングし使ってみました。税抜き3,300円、質量255g、2003年8月1日 発売。
イヤーパッドは右上の方の1か所だけ僅かに線上に切れてる感じですが、パッド自体に裂けてるとか問題がない程度です。それを除けば全体的に良品の状態です。布製イヤーパッドを採用してますが、使ってく内に蒸れたりで素材が黄色っぽく汚れてきて、ボロボロになっていく宿命です。中の方のヘッドホンユニットのネットは更に、耐久性に欠けてると経験上そう思ってます。と言うことで私が思うにイヤーパッドに張りがあればある程、素材の消耗が進んで行きます。適度なフニャっとしたイヤーパッドの「遊び」は必要でしょう。
ハウジングは中央の周りの横に何本も線が見え、そこから音が普通以下に漏れます。両手で両方のイヤーパッドの中央に位置してるヘッドホンユニットを被せながら押さえて、そう音が漏れてる状態のことです。セミ開放型のような気がしました。
アームからスライダーにかけて「L・R」の下に●ポツがあり、それらは点字なんでしょうか?中央の線辺りを境に前・後ろ角度的に5度くらい動かせます。
ヘッドバンドは左右、斜め上からベルトが伸びて押さえられるんですが、思ってる以上に押さえつけはなくあくまで軽くフィットしてる印象がありました。※画像下2枚はベルトを最小から最大に伸ばしてます。
上の方からも見ていきます。そして、ヘッドホンのかけ心地はきつい方ですが、新装着システム<Xホールド>により締め付けが緩和されてる感じがしてます。耳が大きくてもイヤーパッドにすっぽり収まるでしょう。
片方出しコードは太いので期待できますし、また延長コードじゃなく3.5mあるのでかさばるのは覚悟してください。
ステレオミニプラグでCDラジカセやコンパクトCDプレーヤーで聴くと、高音がメインの音質で中音と低音はそれに合わせて弱めのような、コードが太い分シャキシャキし過ぎることはないと思います。昔、aiwaでHP-X122と言うヘッドホンがあり2ちゃんねるで評判だったので、ヤマダ電機で買って使ってたときの音に似てます。HP-X122をグレードアップしたのがHP-D2でしょうか。流石にHP-X122は単品デッキで使うと高音が出るのは良いですが、キンキンの細い音過ぎて高音域はある意味、aiwaの得意分野だと認識してます。CDラジカセでも80年代 後半からかけて、補整なしの原音は高音(域)サウンドですから。w
私はどちらかと高音のヘッドホンは良いと思ってますが、どの音域でもドンシャリが強かったり、こもった抜け切れてない音質のヘッドホンは好きではありません。HP-D2はドンシャリ寄りではないので、その点を気にせず音楽を聴けます。また、税抜き3,300円で安っぽくないヘッドホンの作りは、Victorブランドの見せるべきところだと思いたいです。
JVC公式HPに「HP-D2」が搭載されてます。
https://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/pure/hp-d2/
0 件のコメント:
コメントを投稿