2017年2月14日火曜日

たどりついた真意 ♯43

マクギリスは今、本部施設の7割を制圧、会議場のセブンスターズメンバーは拘束、通信施設の制圧も完了し、更に、本部所属のモビルスーツ隊は既に無力化が完了、各地の支部は今の所、様子見と言う。上(宇宙)は、放送を終えたライザ・エンザが、そのまま、地球軌道上にて対アリアンロッド艦隊への防衛網を構築中と、マクギリスが言う「もう、引き返せんな」と、まさに、その通り。ついにマクギリスは動き出すんだが、その前に彼の出生も解き明かされた・・・。幼き頃、人を殺めては食い物にありつけてて、どこかに引き取られるも体を犯され、周りにいる者から殴られ蹴られで、これじゃ、自我が無くただ、周りに流されて生きてる屍のようでもあったかな。


そして、このファリド家 当主で、元地球本部司令官であったイズナリオ・ファリドって奴はとんでもない悪党だったなー。幼少のマクギリスを犯しては、そして、成長したらボードウィン家に婿入りさせることで、自身の権力向上を計ると言うまさに、確信犯の鬼だったとは。また、同時にカルタの後見人になることで、セブンスターズ内の地位を固めて行って、アンリ・フリュウを擁立することで、アーブラウの実権を握ろうと画策してたし。マクギリスは鉄華団と出会い、イズナリオの野望は阻止せんと好機に思い、自ら覚悟を決めだしイズナリオの野望は阻止したってのが、第1期の終わるまでの見どころだったから。マクギリスのアグニカ・カイエル、「権力、器力、威力、実力、活力、勢力そして、、暴力」。全ての力を束ねる存在、彼は今まさに全ての力を手に入れようとしてた。

「真理を」ってのは、まだ、どうなるか判らないし、マクギリスの最後の賭けとも言える最大の切り札は切って落とされた!?そこに、そびえ立ってたのはガンダム・バエルの姿だった。まだまだ、突如と現れたのもガンダム・ヴィーダ、ヴィーダ、いや、ガエリオ・ボードウィンだった。彼はマクギリスに対して「復讐」と言う言葉を使ったが、マクギリスが自分の掲げるものであれば、彼に就いたと思う。しかし、ガエリオはマクギリスを「権力、威力、暴力」だと悟った。ガエリオは一度、死んで奇跡で生き返っても、今は多くのものを背負ってるって、これは、戦うための正義だと思う。決して、マクギリスの目には永遠に映らない者たちだと言うから、説得力もあったし。まだ、この話は終わらずにガンダム・バルバトスルプスレクスも突っ込んで来て姿を現す。


バルバトスルプスレクスvsヴィーダだったんだけど、三日月の最終形態であろうガンダムが強くて、ヴィーダは一歩、後退したが、「アイン!」と叫びガエリオと同調した。ヤマジン・トーカの話だと、あの機体に搭載されてるのは「アイン・ダルトン三尉の脳をベースにした、云わば擬似 阿頼耶識」。阿頼耶識、残された彼の脳と共に彼の補助システムとして搭載されてる。ヴィダール本人がフレーミングした敵対者に対し、そのモビルスーツが挙動をコントロールすることで、阿頼耶識と同等の力を得たと言うこと。更に、ヴィダールはアインの脳を介することで制限なしに戦闘できるとも言われてた。今度は、マクギリスの番で、実は、ガエリオとアインの協力により完成されたシステムを試す番だと、これも、まさに運命だったのだろう。


マクギリスは本来の阿頼耶識だろうか、そして、伝説とまで言われてたアグニカ・カイエルが起動した。この時点で、マクギリスの勝利は得たもの。マクギリスはこの事(ガンダム・バエル)を公表し、他のギャラルホルンの勢力は彼に近づきつつあるだろうか!?ヴィダールはシャトルやブースターを使い宇宙に戻り、ラスタルに就くことを決め、マクギリスだけに演説を言わせておくのは無理で、ギャラルホルンの強制割り込みで自分の姿と言葉を発する。ガエリオはマクギリスを逆賊として討つことを宣言した。鉄華団はギャラルホルンと防衛線を張ってるが、アリアンロッド艦隊は月軌道近くで全軍が集結しつつある!?マクギリスはラスタルを地球に降り立たせる訳には行かず、三日月やマクギリスは宇宙に上がり、ヴィーダやラスタルと最後の勝負に挑む展開になると思う。

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