月からの大がかりな艦隊がこっちにやって来て、アメリアの補給艦ガビアルも一撃で撃破されたとなれば、そりゃ、こっちも緊急出動せざるを得ない。準備する際にラライヤはテキパキと宇宙服を着たりで、徐々に頭も冴えて来てる。ケルベスがレックスノーで上がって来て迎えに来てた。今回は知られざる宇宙の敵と言うことで、アメリア軍、海賊部隊、キャピタル・アーミィが共同戦線を敷いた。ラライヤがガンダムの中で「ドレット・・」と何度も怖がるように口走ってたが、その名はノウトゥ・ドレット将軍閣下で、今の相手のボスだった。
ガンダムはメガファウナのパイロットのルアンに、宇宙用のバックパックを取りつけてもらってた。ルアンは海賊部隊のグリモアの名手かもね。ベルリやアイーダたちはキャピタルアーミィの母艦ガランデンにMS3機で乗り込む。マニィ・アンバサダがノレド・ナグに気づき、漸(ようや)く再開できた。勿論、ベルリも気づいて久しぶりに友達同士で、少しの間だけど話せて良かった。で、マニィはノレドにルインは見つかったの?と聞かれて、「うぅん」と答えてたけど、彼女はマスクがルインだと知ってたっけ?(その辺は忘れてしまった)まあ、他の皆はルインがマスクだとは判ってないようだったが?
でも、ここで、ルインがマスクだと知られれば、大変なことになり不味過ぎる。ガランデンでMSなどの最終調整も終えて、次にクリムが艦長を務めるサラマンドラとでも言っておこう。クリムも敵艦隊から交渉団が出たが、艦隊の中央のデカい奴を叩けば、戦争慣れしていない連中はバラバラになると。交渉団のことは気づかない振りをして、我々も交渉団になると、宇宙用ジャハナムで白旗挙げて中央に突っ込んで行った。マスクいわく、流石、アメリア大統領のバカ息子だったね!結局、相手は白旗を確認するけど、ターボ・ブロッキン大佐は、前もって知らせない使者はバカだ、追い払え、そして、ドレット将軍は非公式を見せるものは撃墜しとけと。
えぇ、敵戦艦からビーム砲の嵐でベルリたちは防御するのだけに精一杯で、引くことを余儀なくされた。ミノフスキー粒子が散布されなければ、ホーミングミサイルで一撃殲滅すると、Vガンに出てきそうな性質の悪い緑髪のねーちゃんがそう言ってて。これで、艦隊やMS戦は終了で、また、ザンクト・ポルトの大聖堂が舞台となる。お偉いさん同士のお話はいつも売り言葉に買い言葉で、実際にそうなってたし。向こうの言い分、地球人は、宇宙世紀以来の科学技術を玩具のように使って来た、タブーを犯したな!こっちの言い分、地球侵略の艦隊の建造を進めてきたと短めに、それ以上は殆ど言わなかった。
まとめ、ドレット将軍は地球再建にはトワサンガの熱意も必要、艦隊の港も必要、クラウンの運行もこれまでと同じでだった。アメリヤが宇宙艦隊を建造できたと言うことは、トワサンガからの協力者が居たとみていい。レイハントン家だけでなく、多くの密航者も居たはずと。そちらの条項を書面にして欲しいとは、その事実を正式に認めたり、その者の調査と確認も促す感じだろう。キャピタル・アーミィのクンパ・ルシータ大佐は、意図的にこの場に居合わせなかった気がする。大分、都合も悪いんだろうが、その理由は思い付かないが。
偽名だったが、アイーダ・レイハントンと、彼女はレイハントン家かね?最初に捕まったときに本名を名乗ってたのかも?トワサンガの血を受け継ぐのか、その辺は解らなく、G-セルフに乗れるアイーダ、ベルリ、ラライヤにも繋がってきて、謎も解明されて行くだろう。ベルリはトワサンガ出身だと思うぞ。アイーダは「トワサンガ」と言う言葉に何か感じてて、とにかく、気が気でない様子。早速、ルアンにメガファウナにこのことを伝えてと、月の裏側にあるコロニースペース群のトワサンガに行くと決めた。
ラライヤが気に入ったお医者さんっちの隣の家は伏線でもあったのかい?その家の少し離れた玄関前に立ってて、穏やかにその家を眺めてる気がした。前に誰かと一緒に住んでた家なのかも。大人の知恵熱って、疲労やストレスなどからくる心因性発熱で、体温上昇、倦怠感、集中力低下、イライラに罹る場合が多いかも。具合が悪いほどでもなく、食欲とか頭も普通なんだけど、微妙に熱っぽく、アレおかしいかな程度は、誰にでも経験はある。微妙だからこそ、覚えてないってこともあるけどさ。で、EDに載ってた敵の戦艦名はギニアビザウってのかい?
後、マッシュナー・ヒュームっての誰だか解らなかった。あの何度も出てきた生きの良い金髪の小僧かね?まだ、話があって、ガビアル艦長と乗組員、一同のご冥福をお祈り致します。話を聴けば、脅せと命令したのにモロ直撃で悲惨。これって、ザンクト・ポルト間近で想定し得ない、しかも、補給艦が前触れもなく撃破されてるのに、誰1人として口にしないし、完全に皆は忘れてる。アメリアのグシオンは、ノウトゥ・ドレットに厳重に抗議しても良いし、損害賠償を請求しても当たり前だろうに。航海日誌の油断(伏線)が命を落とすことになったわ。
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