2016年3月27日日曜日

還るべき場所へ ♯21

オセアニア連邦に留まって(亡命)した蒔苗を、この島から連れ出して彼をアーブラウまで護送するようにとオルガもクーデリアも覚悟を決めた。イシュー家の人間であるカルタ部隊は、汚名を晴らすために再び地球まで足を運んでのリベンジ戦。海に戦艦を何隻も常駐させて、夜が明けて朝になった頃に攻撃を仕掛けてきた。海岸沿いに、アジーとラフタに昭弘が配備されてて、上陸されてもその3人任せだったかな。モビルワーカーに乗り、あちこちから連絡を取っては指示もしてる司令塔のオルガとビスケットは、順調に作戦も進んでると判断してた。


意外にも上空からの奇襲には予定が早いとかで少し驚いてた様子もあった。その上空からのMS部隊には、オーガスとノルバの2人に任されるが、カルタ部隊は起立は勇ましいが、中身が弱過ぎ。。カルタ部隊は2人に列をなして突っ込んで行くも、オルガに弱そうな奴を巨大なペンチみたいのに摘み上げられ、もはや、隊列は崩れ去る。その前に昭弘が不意打ちではないんだろうが、ポカンって頭撃たれたこっちから見て、左から2番目のMSグレイズリッターがオーガスの餌食になったんだが。でも、この辺の内容はギャグに富んでて面白いし、カルタの舞台連中の個性も出てたプロらしい話の創りだったと思う。


そこへ、ノルバが乱戦に持ちこんで行って、こっちでも、優勢。カルタも知恵でこっちの殴り合いしてる反対の方からも部隊を忍ばせクーデリアの身柄確保に務めてたが、それも、ビスケットには読まれてた。で、モビルワーカー6機と兵士20人ほどあの屋敷に突撃してきたが、爆薬でも仕掛けてたんだろう、それに、驚き戻ってくるところに橋を爆破して逃げ場も無くなってしまった。多分、彼等はあのままだと、焼け死んでしまうので海に飛び込んで泳いで逃げおおせただろう。ここまではトントン拍子だったが、悲劇は起きた・・。

オルガとビスケットはカルタに見つかり、追われて撃破されるし、ビスケットはオルガを振り落として自ら、攻撃を受けることで自分が犠牲となった形。更に、カルタは攻撃を加えようとしたとき、オーガスも切れてバルバトスも力を存分に発揮してたし。カルタは倒されはしたけど、大きなペンチでグシャっとはされなかったので、生きてはいるだろうなー。ビスケットは下半身がモビルワーカーに押しつぶされてて、逝っちゃってて再起は無理だと思う。結局、気を失うように亡くなってしまった。ビスケットの死は予想してなかった。と言うのも、兄であるサヴァランがその役目を負ったと思ってて、まさか、彼が戦死するとは。。

普通に、最初に妹たちのクッキーとクラッカが出てきて、オルガとビスケットの話し合いで、この戦いが終わってから話そうってのも先ず、ビスケットの死の伏線は十分に考えられたが、兄のサヴァランがその伏線に乗じてたので、繰り返すけどビスケットの死はないと思ってた訳です。妹2人は火星でお婆ちゃん亡きも、2人で力を合わせて大きな有名な農場の経営者になることを強く望む。トウモロコシは宇宙一の産物になると良いなー。この島での戦場は終わり、モンタークの用意された船でクーデリアや蒔苗たちも目的地に向かうこととなろう。

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